限界ニュータウン 吉川 祐介(著) - 太郎次郎社エディタス | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811808505

千葉県北東部には俗に「限界住宅地」「超郊外住宅地」、あるいは「限界ニュータウン」と呼ばれるような分譲地が数多く存在する。そのほとんどが1970年代半ばから80年代にかけて、投機目的で分譲されたミニ住宅地である。

首都近郊にありながら、交通利便性は悪く、生活インフラもあまり整っていない。 家屋よりも更地のほうが多く、住民の新陳代謝もあまり起こらない。 無住区画はどんどん荒れ地化していき、共同設備は劣化。住宅地は管理不全に陥っていく。

これは千葉県だけの問題なのか。 だれがこの状況を作っているのか──。

「限界ニュータウン」を訪ね歩きつづける著者が、 その誕生から現状をたどり、利活用と未来を考える。

吉川祐介著。

認知科学講座3 心と社会 鈴木 宏昭(編集) - 東京大学出版会 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784130152037

認知を状況、それを構成する他者、モノとの関係でとらえる

人間は社会という環境への適応を迫られ、その中で認知活動を行い、知性を育んでいる。一方、社会を構築し、変革する主体でもある。認知を個体の頭の中だけではなく、認知が行われる状況、それを構成する他者、モノとの関係でとらえようとする研究のアプローチは極めて多様である。行動実験、脳計測のような実験科学的なものもあれば、状況論、エスノメソドロジー、エスノグラフィーのような社会学由来のもの、さらには身体論をベースにした現象学的なものもある。また学習科学に代表される学びを引き出す環境のデザイン、ロボットなどの人工物との相互作用を通した構成論的アプローチもある。第3巻では、こうした多様なアプローチの成果をまとめ、社会的存在としての人間の姿を描き出す。

鈴木宏昭編。

日本近世の秩序形成 牧原 成征(著/文) - 東京大学出版会 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784130201612

中世から近世へと日本の歴史の大きな転換期となった豊臣政権期に社会はいかに変容し統合されたのか。そしてそれを実現する権力がいかに成立したのか、全国的・国際的な動向を見渡しながら、地域の変動をもたらした土地制度や社会構造を丹念に分析し、新たな近世的秩序の成立を考察する。

牧原成征著。

暴力のエスノグラフィー ティモシー・パチラット(著) - 明石書店 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784750354477

1日に2500頭の牛が食肉処理される産業屠殺場――その現場に政治学者が覆面労働者として潜入し、不可視化された暴力の実態を明らかにする。さらに屠殺の観察を通して、現代社会における監視と権力、暴力の恩恵を受ける多数者の矛盾と欺瞞、そして〈視界の政治〉の輪郭を浮かび上がらせる。

ティモシー・パチラット著、小坂恵理訳、羅芝賢解説。

もうひとつの声で──心理学の理論とケアの倫理 キャロル・ギリガン(著/文) - 風行社 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784938662387

フェミニズムに画期をもたらし、〈ケアの倫理〉の原点とされる名著の増補版を完訳。女性の道徳発達を低く見積もってきた、主流派心理学の男性中心主義を剔抉、「目の前の苦しみを和らげ、誰ひとり取り残されてはならない」と命じる〈ケアの倫理〉の声を聴き取る。原題 “In a Different Voice: Psychological Theory and Women’s Development”

キャロル・ギリガン著、川本隆史/山辺恵理子/米典子訳。

歴史はなぜ必要なのか 南塚 信吾(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784000256766

なぜラグビーのナショナルチームには外国籍の選手が入っているのだろう? 長野の高冷地野菜栽培の歴史は意外に新しい? 歴史を知ると村上春樹の小説がもっと面白くなる?――私たちが生きる現在の世界は過去の歴史の蓄積の上に成り立っていることを、第一線の歴史家たちが、身近の具体的な事例を通してわかりやすく解き明かす。

南塚信吾・小谷汪之・木畑洋一著。

反自然主義の教育思想 今井 康雄(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784000615570

教育はもはや「世界」がいかなるものかという実在論的な問いを子どもに提示できず、ただ子どもの「自然」な発達を科学的に分析し、学習を効率化することしか目指せないのだろうか。昨今の自然主義的な教育観の思想的淵源を、「自然」概念の変遷を軸に古典古代からアレント、ベンヤミンにいたるまで再検討する。壮大な教育思想史。

今井康雄著。

カール・マルクス 未来のプロジェクトを読む 植村 邦彦(著/文) - 新泉社 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784787722058

資本主義の終わり方と、私たちの未来を考える

格差と貧困の拡大、疎外された労働の拡大……。 「資本主義の矛盾」の深化は、改めてマルクスを歴史の表舞台に押し出した。 現代的な視野からマルクスを再読することで、社会の現実を変革していくうえでの大きな沃野が開けてくる。 私たち自身の未来のプロジェクトを読み取るために――。

植村邦彦著。