本
2023年以降にブックマークした本の書影は
書影一覧
にまとめて表示しています。
- 『世界最先端の研究が教える すごい哲学』
- 稲岡大志/著・編集、長門裕介/著・編集、森功次/著・編集、朱喜哲/著・編集
- 総合法令出版
- 2022/12/13
- ISBN: 9784862808813
◯マッチングアプリで好みでないタイプを書いたら差別?
◯故人をバーチャルキャラとして「復活」させていいの?
◯「普通の日本人」の「普通」ってどういう意味?
最新の面白い哲学の成果を、現役の研究者たちが紹介!「哲学って、こんなことまで考えるの!?」「そんな発想があったのか!」これまでの哲学に対するイメージが大きく変わる、新しいスタイルの入門書です。
哲学に興味はあるけれど、難しそうで手が出なかった。哲学入門書を手にしてみたけど、途中で挫折してしまった。そんな人も、本書を読めば哲学の面白さと幅広さを感じられるはず。驚きに満ちた哲学の世界へ飛び込みましょう!
-- 世界最先端の研究が教える すごい哲学 稲岡 大志(著/文 | 編集) - 総合法令出版 | 版元ドットコム
- 『神経症的な美しさ: アウトサイダーがみた日本』
- モリス・バーマン/著、込山宏太/訳
- 慶應義塾大学出版会
- 2022/12/03
- ISBN: 9784766428568
▲アメリカとの葛藤のなかで進んできた日本近代。その功罪の原因を探究する。
▲アメリカ型の拡張主義的な資本主義の限界を越える「ポスト資本主義」のモデルに日本はなりうるか?
禅、民芸、京都学派、アート、オタク文化など、広範囲にわたる文化事象を参照しながら、日本人の精神史をアメリカとの接触の中でどう変容してきたかをたどり、〈日本的なるもの〉の可能性を精査する。『デカルトからベイトソンへ』の思想家が贈る骨太の日本人論。
-- 神経症的な美しさ モリス・バーマン(著) - 慶應義塾大学出版会 | 版元ドットコム
- 『文学と国柄: 一九世紀日本における文学史の誕生』
- エマニュエル・ロズラン/著、藤原克己/翻訳、鈴木哲平/翻訳
- 岩波書店
- 2022/12/15
- ISBN: 9784000615709
19世紀の日本において、時代の要請と社会の動向の複雑な作用の交錯のうちに、青年たちはいかにして文学史を作り上げていったのか。最初の日本文学史の構想とその生成過程を、1880年代当時の東京大学文学部の史料精査と、そこで学び育った研究者たちの著作の分析を通して考究する。原著は第22回渋沢・クローデル賞受賞。
-- 文学と国柄 エマニュエル・ロズラン(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム
- 『コモンズのガバナンス: 人びとの協働と制度の進化』
- 原田禎夫/翻訳、齋藤暖生/翻訳、嶋田大作/翻訳、エリノア・オストロム/著
- 晃洋書房
- 2023/01/23
- ISBN: 9784771037083
政府でもなく、市場でもない、コモンズの可能性
人びとが共有する資源(コモンズ)の安定的な管理には、政府の介入か私有化しかないという定説に異を唱え、人びとによる自治が着目されるさきがけとなった不朽の名著。2009年ノーベル経済学賞受賞、待望の翻訳!
-- コモンズのガバナンス 原田 禎夫(翻訳) - 晃洋書房 | 版元ドットコム
- 『家族変動と子どもの社会学: 子どものリアリティ/子どもをめぐるポリティクス』
- 野辺陽子/編著、元森絵里子/著、野田潤/著、日比野由利/著、三品拓人/著、根岸弓/著
- 新曜社
- 2022/12/20
- ISBN: 9784788517950
子どもは、家族の個人化や自身の準主体化、「子どものため」の制度、実践、価値観をいかに経験しているか。そのリアリティとポリティクスを、離婚、生殖技術、児童養護施設、児童虐待の事例から明らかにし、親子関係・ケアの理論に新たな論点を示す。
-- 家族変動と子どもの社会学 野辺 陽子(編著) - 新曜社 | 版元ドットコム
- 『中世史とは何か』
- ジョン・H.アーノルド/著、図師宣忠/翻訳、赤江雄一/翻訳
- 岩波書店
- 2022/12/27
- ISBN: 9784000615778
フィクションの世界で描かれる「暗黒の中世」は、近代ヨーロッパが創り出した政治的な物語だ。異端審問、王の儀礼、市民の裁判……注意深く史料を読み解けば、当時の人びとが生き生きと甦る。『歴史〈一冊でわかる〉』やBBCの企画、市民向け講座で有名なケンブリッジ大学教授が誘う、新鮮でドキドキする本格的中世史入門。
-- 中世史とは何か ジョン・H.アーノルド(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム
- 『環境社会学事典』
- 環境社会学会/編集
- 丸善出版
- 2023/04/01
- ISBN: 9784621307540
環境社会学は、人間社会とその周辺の自然環境との相互作用を社会や人々の側から検討する学問である。日本の環境社会学は、公害や大規模開発の問題等の解決を目指す「環境問題の社会学」と、人間と自然環境の多様な関係性や生活世界の理解を目指す「環境共存の社会学」として展開されてきた研究がベースとなっている。ともに被害者、被災者、生活者、居住者の視点とフィールドワークを重視しながら、時には隣接する学問分野と協働し研究することが特長といえる。
新型コロナウイルス感染症、豪雨による洪水被害、猛暑・台風・豪雪の激甚化など、私たちの日常生活は多くのリスクに直面している。このようなリスクの根源には人間社会と自然環境との関係性の歪みが潜んでいる。
本事典は、こうした時代だからこそ社会にとって重要な意味を持つ、環境社会学の視座やアプローチ、これまでの研究蓄積、そして今後の展開を収載している。
-- 環境社会学事典 環境社会学会(編集) - 丸善出版 | 版元ドットコム
- 『日本語からの哲学: なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか?』
- 平尾昌宏/著
- シリーズ: 犀の教室
- 晶文社
- 2022/09/27
- ISBN: 9784794973276
〈です・ます〉体で書き上げた論文が却下された著者が抱いた疑問。「なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか?」
〈である〉と〈です・ます〉、二つの文末辞の違いを掘り下げていった末にたどり着いたのは、全く異なった二つの世界像=哲学原理だった。
国語学、日本語学の成果をふまえ、日本語で哲学することの可能性を追求した画期的な論考。〈である〉と〈です・ます〉それぞれが表す哲学原理とは? 愛、正義、ケアの概念は〈である〉で語るべきか、それとも〈です・ます〉で語るべきか? 世界には〈です・ます〉でしか描けないものがある。スケールの大きな思考実験にして、唯一無二の哲学入門。
-- 日本語からの哲学 平尾昌宏(著/文) - 晶文社 | 版元ドットコム
- 『だれが校則を決めるのか: 民主主義と学校』
- 内田良/著、山本宏樹/著
- 岩波書店
- 2022/12/16
- ISBN: 9784000615754
「地毛証明書」への疑問、制服のジェンダーレス化要望……いまだに残る理不尽なルールをはじめ、校則のあり方が問われている。それをだれが、どのように見直し、決めていくのが望ましいのか。生徒・教師・保護者・市民……人々の校則との関わりの実際と構造、そして民主主義的な場である学校のルール形成の可能性を探る。
-- だれが校則を決めるのか 内田 良(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム
- 『トゥーキュディデースとホッブズ: 真のリアリズムを求めて』
- 木庭顕/編集・翻訳
- みすず書房
- 2022/12/05
- ISBN: 9784622095590
鮮やかな論証で先入見を覆す最新最良の論集。HobbesのThoukydides受容を論じる気鋭の2篇(Hoekstra, Iori)を基軸に、Hobbes研究最先端(Malcolm, Hoekstra)、Thoukydides研究(De Romillyの古典的傑作、編訳者書き下ろし)を緊密に編む。同時代の政治状況においてThoukydidesを真剣に読んだHobbesを、現代の私たちが真剣に読む。真のリアリズムを求めて。
-- トゥーキュディデースとホッブズ 木庭顕(編集 | 翻訳) - みすず書房 | 版元ドットコム