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グローバル化する寿司の社会学

グローバル化する寿司の社会学
  • 『グローバル化する寿司の社会学: 何が多様な食文化を生み出すのか』
  • 王昊凡/著
  • シリーズ: MINERVA 社会学叢書
  • ミネルヴァ書房
  • 2023/02/21
  • ISBN: 9784623094622

本書は中国・上海に展開する寿司店へのインタビュー調査を基に、現地に適応するかたちで独自の発展を遂げる寿司文化を描き出す。従来、グローバル化は「マクドナルド化」すなわち画一化現象として記述されてきたが、上海の事例から見えてくるのは多様性を内包したグローバル化という現実であり、本書ではこれを生み出す社会的条件を探っていく。グローバル化への見方に転換を迫る意欲的研究の成果。

-- グローバル化する寿司の社会学 王 昊凡(著/文) - ミネルヴァ書房 | 版元ドットコム

フランスで「寅さん」上映が大盛況、その成功の理由とは? - 林瑞絵|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

あの「寅さん」にパリジャンが笑い、最後には拍手喝采。山田洋次監督の代表作『男はつらいよ』シリーズの上映が、大盛況となっている。会場はエッフェル塔と目と鼻の先、国際交流基金が運営する文化施設、パリ日本文化会館だ。「Un an avec Tora san」(直訳は“寅さんと一緒の1年”/日本語の事業名は「『男はつらいよ』全50作品一年間連続上映」)と題された本イベントは、国外で「寅さん」全50作が一挙に紹介される最初の機会となった。

記事のサブタイトルは「パリ日本文化会館のアルデュイニ氏に聞く 「私たちには笑いが必要だった」」。興味深い。