ドイツ社会保険史
- 『ドイツ社会保険史: 社会国家の形成と展開』
- 名古屋大学出版会
- 2012/06/01
- ISBN: 9784815807016
-- ドイツ社会保険史 福澤 直樹(著) - 名古屋大学出版会 | 版元ドットコム19世紀末、世界最初の導入から東西統一後の今日まで、年金・医療・労災保険において先進的施策を生み出してきたドイツ社会保険の通史を初めて描出。社会保険発祥の国が直面した、制度・市場・国家・社会・財政などの難題を余すところなく捉え、現代日本にも多くの示唆を与える成果。
-- ドイツ社会保険史 福澤 直樹(著) - 名古屋大学出版会 | 版元ドットコム19世紀末、世界最初の導入から東西統一後の今日まで、年金・医療・労災保険において先進的施策を生み出してきたドイツ社会保険の通史を初めて描出。社会保険発祥の国が直面した、制度・市場・国家・社会・財政などの難題を余すところなく捉え、現代日本にも多くの示唆を与える成果。
-- 戦争障害者の社会史 北村 陽子(著) - 名古屋大学出版会 | 版元ドットコム二度の大戦により、300万人におよぶ大量の戦争障害者を生み出したドイツで、国家に奉仕した「英雄」はどのようなその後を生きたのか。公的支援や医療の発達、義肢や盲導犬などの補助具の発展と、他方での差別や貧困、ナチへの傾倒などの多面的な実態を丁寧に描き、現代福祉の淵源を示す。
伸井太一/鎌田タベア(著)。
ドイツでベストセラーのノンフィクションの翻訳、ついに刊行!! 「彼は自分の曾祖父、祖父母、両親、そして自分自身の歴史を、背景となるDDR(東ドイツ)、さらにその前史も対象として描き出した」(Frankfurter Allgemeine Zeitung 文芸欄・書評より)
帝政、共和制、ファシズム体制、占領体制につづいて、東西への分裂を経て統一に至るまで、六回もの体制変換が行われた20世紀ドイツ。アウシュヴィッツで殺害された共産主義者の曾祖父。フランスに亡命しパルチザンとして闘い、東ドイツではジャーナリストとなった祖父。「第三帝国」では小ナチとなり、東ドイツでは小スターリンとして生きたもう一人の祖父。ナイーヴで社会主義の理想に忠実だった母。常に東ドイツに批判的だった父。そして政治に無関心だった著者。彼らにとってドイツとは、そして社会主義国家東ドイツ(DDR)とは何を意味したのか……生き生きと描かれた家族四代の肖像。生身の人間を通したすぐれたドイツ現代史!!
マクシム・レオ著、木畑和子訳。
本書は、現代ドイツ映画史への手引書である。「移民」「ナチス」「東西ドイツ」を扱った21世紀以降のドイツ映画賞受賞作を取り上げ、現代のドイツ映画が〈ドイツ人のディアスポラ〉という戦後のモチーフをどう描いたのかを解明し、その歴史的変容を解説する。新しい視点でドイツ映画を観るのに最適な一冊。
古川裕朗著。