ベンサム「公開性」の法哲学
- 『ベンサム「公開性」の法哲学』
- 慶應義塾大学出版会
- 2023年02月18日頃
- ISBN: 9784766428735
-- ベンサム「公開性」の法哲学 | 楽天ブックスベンサムの思想全体をー統治・法の思想のみでなく、その道徳理論も含めてー「公開性(publicity)」をその統合的概念として再構成する試み。
-- ベンサム「公開性」の法哲学 | 楽天ブックスベンサムの思想全体をー統治・法の思想のみでなく、その道徳理論も含めてー「公開性(publicity)」をその統合的概念として再構成する試み。
-- リップマン 公共哲学 | 楽天ブックスなぜ西洋民主主義社会は独裁と世界大戦を防止することができなかったのか?民主主義を危機と病から再生させる思想。「公共哲学」という言葉を初めて用いてその原型を提示した予言的警告の書。私たち自身の時代を考えるための生きた思想書、待望の新訳!
-- 強欲資本主義は死んだ | 楽天ブックス「古い資本主義」の混迷を回顧し、「新しい資本主義」を展望する!いま経済と政治を混乱させているのは、個人主義の行き過ぎであり、自己中心的思考の蔓延である。「私が生み出したものはすべて私のもの」であり、「私が正しいのだから私に従え」と主張する。どちらも「私がすべて」である。こうした過剰な個人主義が経済格差と政治の機能不全をもたらした。必要なのは独善的リーダーでも、株主主権の強化でも、国家による中央集権化でもなく、地域コミュニティや多様な中間組織の再生だ。マイケル・サンデルらは市場競争がコミュニティを破壊するというが、資本主義とコミュニティは共存し、「共創」できる。その処方箋を本書は提示する。
-- 消え去る立法者 王寺 賢太(著) - 名古屋大学出版会 | 版元ドットコムかつてこんなふうに読まれたことがあっただろうか――。モンテスキューとルソー、そしてディドロへ。彼らが格闘し、解き明かし、残した問題とは何か。新たな共同体の創設という課題に直面し、法の根拠を問い直す重層的なテクストを読み抜き、「啓蒙」をクリシェから解き放つ、気鋭の労作。
-- 見知らぬ者への贈与 小幡 正敏(著/文) - 武蔵野美術大学出版局 | 版元ドットコムパンデミック、そして終わりの見えない破壊と殺戮。行き詰まり閉塞した今だからこそ、マルセル・モースの贈与論の読み解きを通して、来るべき新しい社会のシステムを模索する。
1923-24年モースは贈与論を発表し、当時整備され始めた各種の社会保険に大きな期待を寄せた。第一次世界大戦とロシア革命によって多くのものが失われ、社会のシステムが大きく揺らいだ時代だった。同時にモースはまたボリシェヴィズムへの危惧を表明し、大衆自らの積極的な参加を伴う市場の意義と「協働」を論じた。現代の協同組合、そしてNPO、NGOなどに繋がる「協働」のあり方を通して、社会の再構築と連帯を問う。
-- 争わない社会 佐藤 仁(著/文) - NHK出版 | 版元ドットコム「自立=善、依存=悪」という思い込みを覆す、逆転の文明論
豊かになったはずの現代でなぜ紛争が絶えないのか? 格差を生み出し、争いのもとになる「自立志向」の考え方を問い直し、中間集団との新しい「依存関係」が争いを防ぐ可能性を提言する。
-- 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から トマ・ピケティ(著・文・その他) - 文藝春秋 | 版元ドットコム世界的ベストセラー『21世紀の資本』のトマ・ピケティが、「格差」について考察。「r>g」の衝撃から10年。戦争、気候危機、経済不安などを受け、世界は”第二次ピケティ・ブーム”へ。その最新思想エッセンスを、ピケティみずからコンパクトな一冊にまとめたのが本書である。
-- ヘルダリーンとヘーゲル 小磯仁(著/文) - 社会評論社 | 版元ドットコム魂の漂泊者ヘルダリーンと、生の探求者ヘーゲル。
その二人がめざした学問の自由と自由の思想とは。
-- ブラジルの社会思想 小池洋一、子安昭子、田村梨花(編) - 現代企画室 | 版元ドットコム文豪マシャード・ジ・アシスからルーラ大統領まで。
激動と困難の時代を生きぬき、脈々とつむがれてきたブラジル社会思想のエッセンスを集成。
暴力的な対立と分断の危機にさらされた社会に、南の世界が指し示す対話と共生のためのヒント。
ブラジルの社会的現実に対応して独自の思想を生み出してきた思想家・表現者たちを取り上げ、各章・コラムでその生涯と仕事を解説。
-- 『啓蒙の弁証法』を読む 上野 成利(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコムなぜ人類は、真に人間的な状態に踏み入っていく代わりに、一種の新しい野蛮状態へ落ち込んでいくのか――。難解なことで知られるホルクハイマーとアドルノの代表作『啓蒙の弁証法』。この書物で展開される複雑に入り組んだ「理性の自己批判」の理路を余すところなく読み解き、その前史、フランス現代思想、アメリカ批判理論との関係をも踏まえて全体像を解明する。
-- アントピア ウォルター・モズリイ(著) - 共和国 | 版元ドットコム「ぼくたち全員の人生をよりよいものにするには、どうしたらいいのだろう?」――仕事、税金、収入、住居をはじめとする政治・経済から暮らしまで、社会主義と資本主義のハイブリッドを提起する20章。
『ブルー・ドレスの女』(ハヤカワ文庫)など、多くのミステリーで知られるアメリカを代表する黒人作家が、新しい社会のありかたを提言。政治、経済、差別、所有、食べもの、税、労働時間、文化などについてわかりやすく語りながら、21世紀の生き抜きかたを考えます。
著者への最新インタビュー、酒井隆史さん(社会思想史)による2万字解説を附す。
-- 断絶としての教育 野見 収(著/文) - 東京大学出版会 | 版元ドットコム経済格差や社会的不平等が拡大している現在、学校教育の場は結果的に階級支配を正当化する装置となっている。アルチュセールの思考をたどることで、諸個人を階級支配のイデオロギーから「断絶」し、科学的認識へと導くための新たな教育原理の提示を試みる。