教育

学歴獲得の不平等

学歴獲得の不平等
  • 『学歴獲得の不平等: 親子の進路選択と社会階層』
  • 豊永 耕平
  • 勁草書房
  • 2023年02月16日頃
  • ISBN: 9784326251698

学歴獲得の機会は本当に平等か?学歴が社会経済的地位の獲得にどのような意味を持ってきているのかも含めて今日的な視点で再検証する。学力格差、進路選択、子育て実践、高等教育の費用負担、社会階層論のいずれの領域にも貢献を目指す意欲作。

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就活の社会学

就活の社会学
  • 『就活の社会学: 大学生と「やりたいこと」』
  • 妹尾 麻美
  • 晃洋書房
  • 2023年02月02日頃
  • ISBN: 9784771036932

就職活動の背景にある構造と仕組み。なぜ大学生は「やりたいこと」や熱意を問われ、語るようになっていくのか?労働市場媒介者が果たす役割と大学生の状況の定義を明らかにし、就職情報サービスと彼らの行為によって成り立つ「就活」の仕組みを解明する。

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何のためのテスト?

何のためのテスト?
  • 『何のためのテスト?: 評価で変わる学校と学び』
  • ケネス・J・ガーゲン/著、シェルト・R・ギル/著、東村知子/翻訳、鮫島輝美/翻訳
  • ナカニシヤ出版
  • 2023/02/20
  • ISBN: 9784779517044

そのテスト、本当に必要ですか?
テストのための学びから、ウェルビーイングのための評価へ――
豊かな学びをもたらす、テストによらない評価は可能か?社会構成主義の大家ガーゲンが教育学者ギルとタッグを組み、私たちを教育の思い込みから解放する。

-- 何のためのテスト? ケネス・J・ガーゲン(著/文) - ナカニシヤ出版 | 版元ドットコム

学力格差の拡大メカニズム

学力格差の拡大メカニズム
  • 『学力格差の拡大メカニズム: 格差是正に向けた教育実践のために』
  • 数実浩佑/著
  • 勁草書房
  • 2023/01/30
  • ISBN: 9784326251681

「子どもの貧困」という社会問題に関連して注目されるのが、子どもの家庭環境による学力格差である。本書は、いわゆる「マタイ効果」を援用しつつ、格差の拡大メカニズムを検討。学力の不平等が持続・拡大するメカニズムを実証的に明らかにする。さらには、公教育における学力格差、低学力の子どもが抱える困難を解決する方途を探る。

-- 学力格差の拡大メカニズム 数実 浩佑(著/文) - 勁草書房 | 版元ドットコム

断絶としての教育

断絶としての教育
  • 『断絶としての教育: アルチュセールにおける革命への問い』
  • 野見収/著
  • 東京大学出版会
  • 2023/01/23
  • ISBN: 9784130160452

経済格差や社会的不平等が拡大している現在、学校教育の場は結果的に階級支配を正当化する装置となっている。アルチュセールの思考をたどることで、諸個人を階級支配のイデオロギーから「断絶」し、科学的認識へと導くための新たな教育原理の提示を試みる。

-- 断絶としての教育 野見 収(著/文) - 東京大学出版会 | 版元ドットコム

だれが校則を決めるのか

だれが校則を決めるのか 民主主義と学校
  • 『だれが校則を決めるのか: 民主主義と学校』
  • 内田良/著、山本宏樹/著
  • 岩波書店
  • 2022/12/16
  • ISBN: 9784000615754

「地毛証明書」への疑問、制服のジェンダーレス化要望……いまだに残る理不尽なルールをはじめ、校則のあり方が問われている。それをだれが、どのように見直し、決めていくのが望ましいのか。生徒・教師・保護者・市民……人々の校則との関わりの実際と構造、そして民主主義的な場である学校のルール形成の可能性を探る。

-- だれが校則を決めるのか 内田 良(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム

なぜ理系に女性が少ないのか

なぜ理系に女性が少ないのか
  • 『なぜ理系に女性が少ないのか』
  • 横山広美/著
  • 幻冬舎
  • 2022/11/30
  • ISBN: 9784344986763

大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。そこには本人の意志以外の、何かほかの要因が働いているのではないか――緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。日本の男女格差の一側面を浮彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。

-- なぜ理系に女性が少ないのか 横山広美(著/文) - 幻冬舎 | 版元ドットコム

学びの本質を解きほぐす 池田 賢市(著/文) - 新泉社 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784787721044

校則で「下着の色」は指定できるのだろうか? グローバル化が進む現在、地毛証明書はとんでもなく時代遅れではないのか? いま、学校で行われているこうした事柄は、学校の外で行ったら人権侵害で、時には犯罪として訴えられてもおかしくないことである。ところが、学校という閉鎖された空間のなかでは、すべてが「学力向上のため」というお題目を立てられ、生徒も保護者もこうしたおかしな校則にも声を上げられない。そればかりか、逆に自ら進んで従順に、隷従していくのである。

学校における「評価」で卒業後の生活の多くが決まってしまう現代社会では、みな、なるべく高い値段をつけてもらえるように頑張り、上手くいかなければ非難され、そして傷つき、疲弊していく。すべてが自己責任であるという間違った道徳的価値を押し付けられているために、その抑圧的な構造を自らが支えてしまっていることに気づかせてもらえない。もし、そのおかしな構造に気づいてしまったら、その子は「問題のある子」として扱われる。それが今の日本の「学びの場」で起きていることである。

著者は、この本で一貫して、「学ぶことの権利」について主張している。本来、学ぶということは、誰かにいい評価をつけてもらうためではない。もっと自由で楽しいものであるはずだ。いい「評価」をもらわなければ!と子どもたちを追い詰める「学校教育」の呪いの正体を探る。

池田賢市(著)。