アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?
- 『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?: これからの経済と女性の話』
- 河出書房新社
- 2021/11/17
- ISBN: 9784309300160
-- アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? - 河出書房新社 | 版元ドットコムアダム・スミスが研究中、身の周りの世話をしたのは誰? 女性不在の経済神話を終わらせ、新たな社会を志向する21世紀の経済本。
-- アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? - 河出書房新社 | 版元ドットコムアダム・スミスが研究中、身の周りの世話をしたのは誰? 女性不在の経済神話を終わらせ、新たな社会を志向する21世紀の経済本。
-- お母さんは忙しくなるばかり ルース・シュウォーツ・コーワン(著) - 法政大学出版局 | 版元ドットコム19世紀以来の工業化、20世紀の家庭電化による家事労働の再編は、主婦の仕事を本当に楽にしたのだろうか? かつては夫や子どもたち、さらには使用人も含めて分担していた家事労働が、テクノロジーの進化とともに主婦に集約されてゆくアイロニカルな過程、今日まで強固に存在する「男女別領域」の教義が確立される過程を、社会史・技術史の視点から描いた家事労働論の基本文献。柏木博氏推薦。
-- 主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら チョン・アウン(著/文) - DU BOOKS | 版元ドットコム「主婦は家でぐうたら」している? そう言われた韓国のひとりの主婦が、
日本でも翻訳されている話題の書を含む15冊を読み解き、
こんな言葉を生む社会の仕組みの始まりをたどる旅へ──
「労働者が妻を扶養しているのではなく、妻が、
労働者を働きに出られるように扶養しているのだ。」──本文より
女性、男性、非婚女性、すべての人類のこれからを考えるための教養エッセイ!
-- なぜ理系に女性が少ないのか 横山広美(著/文) - 幻冬舎 | 版元ドットコム大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。そこには本人の意志以外の、何かほかの要因が働いているのではないか――緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。日本の男女格差の一側面を浮彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。
トランス女性である著者が、トランス嫌悪的な社会で生きるトランスの現実を幅広い分析によって明らかにする。不十分な移民政策、医療体制の課題など、英国の抱える問題は日本と共通するところが多く、本書は日本の「トランスジェンダー問題」を考える上でも大いに参考になる。
ショーン・フェイ著、高井ゆと里訳、清水晶子解説。
なぜ、ベビーカーは交通機関に乗せづらいのか? 暗い夜道を避け、遠回りして家に帰らなければならないのはどうしてか? 女性が当たり前に感じてきたこれらの困難は、じつは男性中心の都市計画のせいかもしれません。
これからの都市は、男だけでなくあらゆるジェンダーに向けて作られなければならない。
近代都市は男性による男性のための計画によって形作られてきた。多くの公共スペースは女性のために設計されておらず、母親、労働者、介護者として生活する女性たちに不自由を強いてきた。ヨーロッパでは街を歩くだけで売春婦と思われた時代があり、現代においても危険な夜道は解決されない問題として残っている。フェミニズムを建築的に展開させた本書が、世界を作り出す新しい力(パワー)になるだろう。
レスリー・カーン著、東辻賢治郎訳。