ヒトは〈家畜化〉して進化した|白揚社 -Hakuyosha-

http://www.hakuyo-sha.co.jp/science/survival/

他の人類はすべて絶滅したのに、なぜヒトは生きのびて繁栄することができたのか? なぜヒトは他者と協力し、友好的に振る舞うことができるのか? 仲間を助ける優しいヒトが、なぜ残虐な戦争を引き起こすのか? すべての謎を解くカギは「自己家畜化」にある。イヌやボノボ、チンパンジーからヒトに至るまで、数々の研究をおこなってきた気鋭の進化人類学者が、自己家畜化仮説を軸に、ヒトの進化と本性の深奥に斬り込む刺激的な論考。

ブライアン・ヘア/ヴァネッサ・ウッズ著、藤原多伽夫訳。

遺伝学者、レイシストに反論する 差別と偏見を止めるために知っておきたい人種のこと | 動く出版社 フィルムアート社

http://filmart.co.jp/books/jinbun/adam_rutherford/

本書では、固定観念や思い込みによって間違いがちな4つの分野(肌の色、純血性、スポーツ、知能)について、科学的な立場から差別や偏見を否定します。遺伝学が個々の人間の違いについて解明できていること、断定できないことをそれぞれ明らかにすることで、時代遅れの人種に関する観念を力強く解体していくのです。無邪気なステレオタイプから、より悪意に満ちた言説まで、正しい科学と歴史的な知識に裏付けられた「レイシストの論理をぶち破る」ための方法を、丁寧に解説した1冊です。

アダム・ラザフォード著、小林由香利訳。

人種主義の歴史 - 岩波書店

https://www.iwanami.co.jp/book/b605150.html

「人種」という根拠無き考えに基づいて、人を差別・排除する。人種主義(レイシズム)は、ナショナリズム、植民地主義、反ユダヤ主義等と結びつき、近代世界に計りしれぬ惨禍をもたらし、ヘイトスピーチや黒人差別など、現代にも深い影を落としている。大航海時代から今日まで、その思想と実態を世界史的視座から捉える入門書。

平野千果子著。

他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学 – 集英社新書

https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1098-i/

生の手ざわりを求めて――。“正しさ”は病いを治せるか? “自分らしさ”はあなたを救うか? 不調の始まる前から病気の事前予測を可能にし、予防的介入に価値を与える統計学的人間観。「自分らしさ」礼賛の素地となる個人主義的人間観。現代を特徴づける一見有用なこの二つの人間観は、裏で手を携えながら、関係を持つことではじめて生まれる自他の感覚、すなわち「生の手ざわり」から私たちを遠ざける。病いを抱える人々と医療者への聞き取り、臨床の参与観察、人類学の知見をもとに、今を捉えるための三つ目の人間観として関係論的人間観を加えた。現代社会を生きる人間のあり方を根源から問う一冊。

磯野真穂著。

小山虎『知られざるコンピューターの思想史 アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ』 | PLANETS公式オンラインストア

https://wakusei2nd.thebase.in/items/63784942

フォン・ノイマン、ゲーデル、そしてタルスキ。現代のコンピューターサイエンスの礎を築いた偉人たちを育んだオーストリア哲学の系譜とは? 二度の世界大戦をまたぎ、新大陸アメリカで開花した情報技術と分析哲学の知られざるルーツをたどる、気鋭の分析哲学研究者による野心的な思想史です。

Auch eine Geschichte der Philosophie. Buch von Jürgen Habermas (Suhrkamp Verlag)

https://www.suhrkamp.de/buch/juergen-habermas-auch-eine-geschichte-der-philosophie-t-9783518299845

Das bei seiner Erstpublikation 2019 gefeierte Buch erscheint nun als Taschenbuch mit einem deutlich erweiterten Gesamtinhaltsverzeichnis und einem für diese Ausgabe geschriebenen Nachwort des Autors.

ハーバーマスの大著、Taschenbuch版が7月に出る。分量はわからないが、新しく「後記」が追加されるとのこと。

研究

狡智の文化史 - 岩波書店

https://www.iwanami.co.jp/book/b606541.html

嘘、偽り、詐欺、謀略……。秩序や倫理をもって排除しようとしても、決して人間世界から排除しきれない「狡智」という知のあり方。この厄介な知性は人類の歴史の中でどのように生まれ、どのように意味づけされ、社会の中に組み込まれてきたのだろうか。古今東西の史書・文学・神話・民話などを素材に、狡智の深層と人間の本性との関わりを考える。

山本幸司著。

歴史像を伝える - 岩波書店

https://www.iwanami.co.jp/book/b607878.html

「歴史総合」の授業では、教室での「私たち」が、教科書をはじめとする、「私たち」を主語にした「歴史叙述」を解釈し、歴史の知識と歴史的思考力をむすびつけ、〈いま〉と過去とを往還する「歴史実践」の対話を行うことが求められる。本巻は、シリーズ第1巻の総論的な『世界史の考え方』に続き、歴史を学ぶ営みに迫る。

成田龍一著。