進化と人間行動 第2版 - 東京大学出版会
「人間とは何か」という問いに「進化」という側面から光を当て、生物としてのヒトという視点で行動や心理をとらえたロングセラー・テキストの全面改訂第2版! 新たに共著者を迎え、分子生物学・化石人類学を含む研究の進展に対応し、生活史・進化心理学の研究法・文化進化について章を設けるなど、内容を刷新。
長谷川寿一・長谷川眞理子・大槻久著。
「人間とは何か」という問いに「進化」という側面から光を当て、生物としてのヒトという視点で行動や心理をとらえたロングセラー・テキストの全面改訂第2版! 新たに共著者を迎え、分子生物学・化石人類学を含む研究の進展に対応し、生活史・進化心理学の研究法・文化進化について章を設けるなど、内容を刷新。
長谷川寿一・長谷川眞理子・大槻久著。
人々の行動を「操作」しようとするナッジ理論だが、すでに過剰なほど父親的温情主義にあふれた日本では「もう結構」と反応されてしまう
In unserer Interviewkolumne fragen wir bekannte Persönlichkeiten nach ihrer aktuellen Lektüre. In dieser Folge: Axel Honneth.
「南ドイツ新聞」のインタビューコラムWas lesen Sie?でのホネットへのインタビュー。 いま読んでいる本、15歳のときの読書、最近のよかった本など。読んで泣いた本やニューヨークが舞台の小説のベストといった質問もある。『自由の権利』で言及されている小説もそうだったが、エンタメ系ではなくハイブローのような。
生産と消費を架橋する流通,なかでもイノベーションにより流通のありようを大きく変えてきた小売業,その歴史的な発展に注目しながら,地域商業とどのように関わってきたのかを描く。
満薗勇著。
本書は、イギリス革命・フランス革命・明治維新の最新の研究成果を通して、比較革命史の新地平の開拓をめざすものである。従来の「比較史」にとどまらず、革命相互のつながりをとらえる「連鎖史」の視点にも着目し、諸革命の継承関係を解き明かす。
岩井淳・山﨑耕一編。
近現代の日本史・世界史を総合し、近代化、大衆化、グローバル化の歴史像を考える高校の必修科目が始まる。シリーズ第一巻は中国史、イギリス史、アメリカ史、アフリカ史、中東史の歴史家とともに、近現代史の名著を題材に、歴史研究の最前線や歴史像の形成過程、概念に基づく比較、問いや対話による歴史総合の実践を示す。
小川幸司・成田龍一編。シリーズ歴史総合を学ぶ1。
近世の身分制社会が崩れる19世紀後半から,明治維新を挟んで,第一次世界大戦の頃までの日本社会を,さまざまな社会集団が市場とどうかかわっているかに注目して描き出す。メディアや政治のしくみ,変革を求める運動も取り上げ,社会の全体像をとらえる。
松沢裕作著。
さまざまな「陰謀」説がネットやニュースで氾濫するなか、個別の真偽を問うのではなく、そもそも「陰謀論」とは何なのか、なぜ問題となるのか、どんな人が信じやすいのかを解明するため、最新の研究、データを用いて、適切な概念定義と分析手法を紹介し、私たちが「陰謀論」といかに向き合うべきかを明らかにする。アメリカで近年、政治学、心理学、社会学、哲学などの多分野を横断し、急速に発展する分野の第一人者による最良の入門書。
ジョゼフ・E・ユージンスキ著、北村京子訳。
現代社会には今なお根深い差別が存在する。「あからさまな」差別と対比され、あいまいな、無意識で見えにくいが重大な結果をもたらす差別を「マイクロアグレッション」として明確に位置づけ、その内容・メカニズムや影響、対処法を明らかにした、いま必読の書。
デラルド・ウィン・スー 著、マイクロアグレッション研究会訳。
知的機械、高度なロボット工学、加速する自動化、ビッグデータ等のAIおよびデジタル革命は、個人の日常生活や現代社会にどのような影響をもたらすのか。世界的な社会理論家が、複雑化かつ不均衡な形で展開する現代社会の課題を、変容する社会と自己アイデンティティを軸に読み解く刺激的な一冊。
アンソニー・エリオット著、遠藤英樹ほか訳。
すべての権力を市場の統治下に取り戻せ!フーコー、マルクス、ハイエクから対労組マニュアル、企業CM、経営理論まで、ネオリベラリズムの権力関係とその卑しい侵食の歴史を鮮やかに描き出し、現代の社会構造と市場の問題をえぐり出す名著、待望の刊行。
グレゴワール・シャマユー著、信友建志訳。
Angesichts einer durch die Digitalisierung veränderten Medienstruktur und der Krise der Demokratie kehrt er nun erneut zu diesem Thema zurück.
ハーバーマスの新著。9月に刊行予定。100ページと記されているから昨年の雑誌掲載論文を拡充したものかな。